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日本一やさしい中学英語

 

017 助動詞 will 未来を表す文

 

このブログは、中学校の英語の授業がよくわかる、日本一やさしいブログです。

今回の内容

助動詞 will の使い方

②BE動詞と助動詞

③助動詞は意味が広い

④練習問題

⑤いろいろな種類の「未来」

 

①助動詞 will の使い方

will は、

016回で勉強した can と同じ助動詞なので、

特徴や使い方は同じです。

意味は
・「~でしょう」
・「~になるでしょう」
と未来を表します。

彼女は中国語を話せます

She can speak Chinese.

彼女は中国語を話すでしょう

She will speak Chinese.

 

この人たちは中国語を話せます

They can speak Chinese.

この人たちは中国語を話すでしょう

They will speak Chinese.

のように、

主語が単数でも複数でも will の形は変わりません。

※ちなみに will は元は「~したい」という意味の動詞でした。

また名詞としては「意志」や「遺言」などの意味を持っています。

 

否定文のときは、

will の後ろに not をつけて、

この2つの単語を動詞の前に置きます。

※ will not の省略形は変則的なつづりで won’t となります

彼女はニンジンをを食べないでしょう

She will not ( won’t ) eat carrots.

わたしはニンジンを食べないでしょう

I will not  ( won’t ) eat carrots.

注意が必要なのは、主語が単数の場合です。
平叙文のときは、
She eats carrots.
のように動詞の最後に s をつけますが、
will not といっしょに使うときには、
動詞は原形(げんけい 元の形、辞典の見出し語として載っている形)です。

 

疑問文のときは、

will を文の先頭に置いて、

その後は平叙文の語順で単語を並べればOKです。

彼女は車を運転するでしょうか

Will she drive a car?

 

この人たち( they )はフランス語を話すでしょうか

Will they speak French?

疑問文もやはり、主語が単数でも、動詞の最後に s はつけません。
つまり、「いっしょに使うときには動詞の最後に s をつけない」というのは、
do, does, can, will  だけでなく、全ての助動詞に共通した性質なのです。

 

重要ポイント!

助動詞といっしょに使うときには、

動詞は原形(げんけい 元の形、辞典の見出し語として載っている形)です。

②BE動詞と助動詞

動画の例文で使われているのは一般動詞の文だけですが、

もちろんBE動詞の文にも can, will などの助動詞を使うことはできます。

ただし、

「助動詞といっしょに使うときには動詞は原形」

がルールなので、

彼女は運転手です。

She is a driver.

彼女は運転手になるでしょう。

She will be a driver.

彼女は運転手になれるでしょう。

She can be a driver.

のように平叙文で使われる is, are, am ではなく、

原形の be を使います。

一般動詞の複数形は原形と同じ形ですが、

BE動詞は特殊なので要注意です。

 

③助動詞は意味が広い

また3つ目の例文、

She can be a driver.

「いまは運転手ではないが、運転手になれるだけの能力がある

という意味のほかに、

「はっきりとはわからないが、彼女は既に運転手である可能性がある

というニュアンスで使われることがあります。

will については別項で説明しますが、

can も will も、また他の助動詞も実はけっこう意味が広く、

場面や文脈が与えられないと、

何通りもの解釈がありえる、

ということが多いのです。

 

④練習問題

以下の日本語を英語にしましょう。

彼はこの歌( this song )を歌うでしょうか(歌うつもりでしょうか)? ※歌う sing

はい、歌うでしょう。

 

この人たち( they )は中国語( Chinese )を話すでしょうか(話すつもりでしょうか)?

いいえ、でも( but )韓国語( Korean )は話すでしょう。 

 

彼女は車( a car )を運転するでしょうか(運転するつもりでしょうか)?

いいえ、でもバイクは運転するでしょう。※バイク a motorcycle

※運転するは「何を」運転するかによって使う動詞が変わります。
車を運転するは drive ですが、
バイクや自転車のように「またがって」運転する場合は ride です。

正解

彼はこの歌( this song )を歌うでしょうか(歌うつもりでしょうか)? ※歌う sing

Will he sing this song?

はい、歌うでしょう。

Yes, he will ( this song ).

 

この人たち( they )は中国語( Chinese )を話すでしょうか(話すつもりでしょうか)か?

Will they speak Chinese?

いいえ、

No, they will not ( speak Chinese ).

でも( but )韓国語( Korean )は話すでしょう。

But they will speak Korean. 

 

彼女は車( a car )を運転するでしょうか(運転するつもりでしょうか)?

Will she drive a car?

いいえ、

No, she will not ( drive a car ).

でもバイクは運転するでしょう。

But she will ride a motorcycle.

 

⑤いろいろな種類の未来

今回の例文は未来に起こるであろうことを表していますが、どれも、

「~しよう」とそれぞれの人が何かをすることを決める、

というステップがその前にあります。

このような種類の未来を表す文を文法のことばで

「意志未来 いしみらい」

と言います。

意志、つまり「~しよう」という思いがあるからこそ実現する未来、

ということです。

それに対して、

「~しよう」と思っても思わなくても時が来れば自然とそうなる、

という未来もあります。

たとえば、

いま9歳の妹は次の誕生日が来れば10歳になります。

これは妹自身が「10歳になりたい」と思ったからなるのではなく、

個人の意志に関係なく誕生日が来れば年齢は一つ増えます。

このようなタイプの未来を

「単純未来 たんじゅんみらい」

と呼びます。

今回勉強した will はどちらにも使われますが、

だからこそ、

「この場面ではどのようなニュアンスで使っているのだろう?」

と解釈に悩むこともあります。

この他にも、

・その場で「~しよう」と決めたことなのか?

・それとも以前から準備をしていたことなのか?

による区別など、

未来を表す表現には様々なバリエーションがあります。

それぞれの違いに目を向けて、少しずつマスターしていきましょう!

今回の内容

助動詞 will の使い方

②BE動詞と助動詞

③助動詞は意味が広い

④練習問題

⑤いろいろな種類の「未来」

あせらず、ゆっくり、休まずに、

一緒に勉強しましょう!