わかる!
日本一やさしい中学英語
018 代名詞 it, they
このブログは、中学校の英語の授業がよくわかる、日本一やさしいブログです。
今回の内容
① he と she はペットにも使える
②性別を気にしないなら it
③複数なら they
① he と she はペットにも使える
英語の代名詞は男女別で、日本語のように丁寧さに応じて使い分けるということがなく、
he(男)
she(女)
この2つだけです。
性別で分けているということは、人間以外の生き物でも、オスとメスの区別があって、それをはっきりと意識しているなら he と she を使うということです。
代表的な例はペットに関する文です。特にイヌやネコのような動物を飼っている人は、
オスのネコ
メスのイヌ
とわかっていて「男の子、女の子」のように扱っています。なので、
うちのネコはボールが好きです。
He likes balls.
うちのイヌは走るのが好きです。
She likes running.
となります。
②性別を気にしないなら it
オスとメスの区別がある生き物でもいつもその差を意識するとは限りません。たとえば魚は性別を気にしないで飼っていることも多いです。
たいていの生き物は「よく見れば」オスとメスの差はわかるものですが、パッと目の前に現れたときにそんなことはわかりません。
ですから、うちの壁に張り付いているヤモリなどは、オスかメスか、そんなことは気にしないですね。なので、
(一匹のヤモリがいた。)それはとてもゆっくり動きます。
It moves slowly.
と別の代名詞の it を主語にします。
It は動植物や、生物でないモノが主語のときによく使われます。
he や she と同じく単数です。
(うちの庭には竹が一本生えていて)それは早く伸びます。
It grows fast.
③複数なら they
he, she, it はどれも代名詞です。代名詞は名詞のなかまですが、名詞と大きく違うのは、
「s をつけて複数形にする」のではない
点です。he, she, it はどれも主語が単数のときにつかう代名詞です。
主語が複数になると別の単語
になります。そしてその単語は全部に共通で
we
です。
そのアイスクリームはおいしいです。
It tastes good.
(主語の「そのアイスクリーム」はモノで単数)
生徒たちが歌います。
They sing a song.
(主語の「生徒たち」は複数)
この電車は東京を走っています。
They run in Tokyo.
(主語の「この電車」は複数)
イヌと女の人がボールで遊んでいます。
They play with a ball.
(主語の「イヌと女の人」複数)
単数のときには he, she, it と使い分けるのですが、複数になればどれも they になります。
今回は、
① he と she はペットにも使える
②性別を気にしないなら it
③複数なら they
の3点、性別による代名詞の使い分け、複数の主語を表す代名詞の they について勉強しました。
このブログを読めるだけの日本語の力があれば、
だれでも英語はできるようになります。
あせらず、ゆっくり、休まずに、
一緒に勉強しましょう!
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