わかる!
日本一やさしい中学英語
020 BE動詞 is are am
このブログは、中学校の英語の授業がよくわかる、日本一やさしいブログです。
今回の内容
①「品詞ひんし)」は、ことばのグループ名
②述語はいろいろ
③BE動詞=特別な動詞
①「品詞(ひんし)」は、ことばのグループ名
ことばも似たものどうしをまとめてグループ分けをすることができます。
そのグループにつけられた「名詞(めいし)」や「動詞(どうし)」などのなまえを
「品詞(ひんし)」
と言います。
他にも「代名詞(だいめいし)」や「冠詞(かんし)」なども勉強しました。
②述語はいろいろ
「主語」は「だれが~、なにが~」の部分なので、ほとんどが名詞や代名詞です。
でも「述語」はいろいろなパターンがあるので、いろいろな品詞が述語になります。
文のパターンごとに述語の品詞は変わる!
「だれが、どうする」 ⇒ 述語は動詞
「だれが、なんだ」 ⇒ 述語は名詞 代名詞
「だれが、どんなだ」 ⇒ 述語は形容詞
「だれが、いる(いない)」 ⇒ 述語は動詞
このように述語は何でもアリ、という感じです。
ですがこれは日本語のルールで、英語のルールは違います。
英語の文では述語は必ず動詞
と決まっています。
日本語の文には動詞がないものなんて全然珍しくありません。
たとえば、
「お父さんは営業マンです。」
「ぼくは無口です。」
この二つの文には動詞がありません。
この文の全部の単語を英語に置き換えて、
お父さんは営業マンです。My father a salesperson.
ぼくは無口です。I quiet.
としても英語の文としては完成していません。動詞がないからです。
③BE(ビー)動詞=特別な動詞
このようなときにつかうのがBE(ビー)動詞です。
BE(ビー)動詞は、元の形が BE で、いろいろな形に変化します。
今回勉強するのは、その中の
is, are, am
の3つです。
BE動詞は主語の数によって使い分けます。
「お父さんは営業マンです。」
この文の主語は「(わたしの)お父さん」で単数です。
主語が単数のときには is
を使います。
お父さんは営業マンです。
My father is a salesperson.
「あの人たちは野球選手です。」
この文の主語は「あの人たち」で複数です。
主語が複数のときは are
を使います。
あの人たちは野球選手です。
They are baseball players.
これが使い分けの基本ですが、このルールに当てはまらない
例外の主語が2つだけあります。
それは I と You です。
「ぼくは無口です。」
この文の主語は「ぼく」です。「ぼく」は単数ですが例外です。
主語が I(ぼく、わたし)のときは am
を使います。
ぼくは無口です。
I am quiet.
「あなたは親切です。」
この文の主語は「あなた」です。「あなた」は単数ですが例外です。
主語が You(あなた)のときは are
を使います。
あなたは親切です。
You are kind.
練習問題
富士山は高いです。
Mount Fuji ( ) high.
ペンギンは鳥です。
Penguins ( ) birds.
あなたは中学生です。
You ( ) junior high school student.
吾輩は猫である。※夏目漱石の小説の題名
I ( ) a cat.
正解
富士山は高いです。
Mount Fuji is high.
主語の「富士山」は単数
ペンギンは鳥です。
Penguins are birds.
主語の「ペンギン」は複数
あなたは中学生です。
You are junior high school student.
主語の「あなた」は例外
吾輩は猫である。※夏目漱石の小説の題名
I am a cat.
主語の「吾輩(わがはい=わたし、ぼく)」は例外
今回は、
①「品詞ひんし)」は、ことばのグループ名
②述語はいろいろ
③BE動詞=特別な動詞
BE動詞についてのお話でした。
このブログを読めるだけの日本語の力があれば、
だれでも英語はできるようになります。
あせらず、ゆっくり、休まずに、
一緒に勉強しましょう!
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