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日本一やさしい中学英語
006 述語(じゅつご)ってなに?
このブログは、中学校の英語の授業がよくわかる、日本一やさしいブログです。
今回の内容
①述語はいろいろ
②述語は文の終わり
①述語はいろいろ
文の中の、
「だれが、なにが」の部分が主語だ、
ということは勉強しました。
述語(じゅつご)とは主語を説明する部分です。
主語は「だれが、なにが」の部分で、似たようなことばが主語になります。
でもその説明にはいろいろなパターンがあるので、
述語にはいろいろなことばがあります。
お母さんは絵を描きます。
この文の主語は「お母さんが」です。述語はお母さんが何をしているのかを説明している、
「描きます」
です。
このように「だれが、どうする」というパターンの文の、
「どうする」の部分は述語
です。
例-お父さんが車を運転します。
この文の主語は「お父さんが」で、
述語は「運転します」
です。
例-ぼくがギターを弾きます。
この文の主語は「ぼくが」で、
述語は「弾きます」
です。
お母さんは画家です。
この文の主語は「お母さんが」です。述語はお母さんの職業を表している、
「画家です」
です。
このように「だれが、何だ」というパターンの文の、
「何だ」の部分は述語
です。
例-お父さんは営業マンです。
この文の主語は「お父さんが」で、
述語は「営業マンです」
です。
例-ぼくは小学生です。
この文の主語は「ぼくは」で、
述語は「小学生です」
です。
お母さんは多趣味(たしゅみ)です。
この文の主語は「お母さんが」です。述語はお母さんはいろいろな趣味を持っているという性格を表している、
「多趣味です」
です。
このように「だれが、どんなだ」というパターンの文の、
「どんなだ」の部分は述語
です。
例-お父さんは明るいです。
この文の主語は「お父さんが」で、
述語は「明るいです」
です。
例-ぼくは無口です。
この文の主語は「ぼくが」で、
述語は「無口です」
です。
他にもこんな述語もあります。
お父さんとお母さんがいる。
お兄ちゃんはいない。
エビがある。
タコはない。
人やものが存在するかしないかを表す、
「いる、いない、ある、ない」も述語です。
日本語の述語には、
・「だれがどうする」の「どうする」
・「だれが何だ」の「何だ」
・「だれがどんなだ」の「どんなだ」
・「だれがいる/いない」の「いる/いない(ある/ない)」
の4つのパターンがあります。
こんなに多くのパターンがあるので、
いろいろなことばが述語になります。
②述語は文の終わり
日本語はことばのならべ方がけっこう自由で、
「お母さんは絵を描きます」という文は、
1 お母さんは絵を描きます。
2 お母さんは描きます、絵を。
3 絵を描きます、お母さんは。
4 絵をお母さんは描きます。
5 描きます、お母さんは絵を。
6 描きます、絵を、お母さんは。
このように6通りにならべかえることができます。
文の中に「、」がついているのは、
1 お母さんは絵を描きます。
2 お母さんは描きます、絵を。
3 絵を描きます、お母さんは。
4 絵をお母さんは描きます。
5 描きます、お母さんは絵を。
6 描きます、絵を、お母さんは。
2,3,5,6です。元の文の「お母さんは絵を描きます。」には「、」はついていませんでした。
ならべかえて「、」がついたということは、
意味は変わらないけど、
「、」がないとわかりにくい文になってしまった、
ということです。
では「、」のついていない2つの文に共通していることはなんでしょうか?
1 お母さんは絵を描きます。
4 絵をお母さんは描きます。
それは、文の終わりが述語ということです。
1 お母さんは絵を描きます。
4 絵をお母さんは描きます。
日本語の文では述語は文の終わりにあることが多いです。
理由は、その方がわかりやすい文になるからです。
今回は、
①述語はいろいろ
②述語は文の終わり
この2つについて勉強しました。
主語と述語の関係がわかれば、英語がわかるようになります!
このブログと動画で主語と述語の勉強はバッチリです!
このブログを読めるだけの日本語の力があれば、
だれでも英語はできるようになります。
あせらず、ゆっくり、休まずに、
一緒に勉強しましょう!