わかる!
日本一やさしい中学英語
004 主語ってなに?
このブログは、中学校の英語の授業がよくわかる、日本一やさしいブログです。
今回の内容
①主語ってなに?
②主語を見つけよう!
練習問題
①主語(しゅご)ってなに?
主語=文の中の「だれが、なにが」の部分
これが主語です。
いくつかの文を見ながら確認しましょう。
お母さんが絵を描きます。
この文の主語は?
「お母さんが」です。
お父さんが車を運転します。
この文の主語は?
「お父さんが」です。
ぼくがギターを弾きます。
この文の主語は?
「ぼくが」です。
ポイントは「だれが、なにが」の部分だということです。
「お母さん、お父さん、ぼく」がいつも主語とは限りません。
たとえば、
妹がお母さんを手伝います。
この文の主語は?
「妹が」です。
この文では「お母さん」は主語ではありません。
お母さんがお父さんにプレゼントします。
この文の主語は?
「お母さんが」です。
「お父さん」は主語ではありません。
だいたいわかってきたでしょうか?
文の始めにある、「~が」の部分が主語になっていますね。
②主語を見つけよう!
では、さらに確認の問題です。文の中から主語を見つけましょう。
サルがバナナを食べています。
イヌが公園を走っています。
チョウが庭を飛んでいます。
トラックが荷物を運んでいます。
家の門がきれいになりました。
ビルが完成しました。
星が今夜は輝いています。
答えは、
サルがバナナを食べています。
イヌが公園を走っています。
チョウが庭を飛んでいます。
トラックが荷物を運んでいます。
家の門がきれいになりました。
ビルが完成しました。
星が今夜は輝いています。
赤い字の部分が主語です。人間だけでなく、他の生き物も、生物でないモノも、星のように地球上にはないものも主語になります。
ちなみに、文(ぶん)は、書き始めから「。」まで、または「。」から「。」までのことばのかたまりです。長さはいろいろで、ひとつのことばだけでできている文もあれば、今回の例文のようにいくつかのことばでできている文もあります。
文章(ぶんしょう)は、いくつかの文が集まって、ある内容や考えを表しているものです。これも長さには関係ありません。
物語や小説などの作品を一つの文章とも言えるし、その中の一つの章や一つの段落を一つの文章とも言えます。
たとえば「吾輩は猫である。名前はまだない。…」で始まる夏目漱石の『吾輩は猫である』という小説は、小説全体を一つの文章とも言えます。この小説は11の話からできていますが、最初の第一話を一つの文章とも言えるし、その中の一つの段落を一つの文章、とも言えます。
また、単語とは、「ひとつのことば」という意味で、それ以上分けると、ただの音になってしまって、もう意味がわからなくなってしまう、ことばの最も小さな単位です。
お母さんが絵を描きます。
お母さん/が/絵/を/描き/ます
6つの単語でできている文です。
今回は、
・主語って何?
・英語は日本語とは共通点があまりないことば
・だから勉強しなければ英語はわかるようにはならない
この3つの点について勉強しました。
このブログを読めるだけの日本語の力があれば、
だれでも英語はできるようになります。
あせらず、ゆっくり、休まずに、
一緒に勉強しましょう!