わかる!
日本一やさしい中学英語
002 英語ってなに?
このブログは、中学校の英語の授業がよくわかる、日本一やさしいブログです。
中学生だけでなく、
英語が苦手な高校生や、
おとなの方にもおすすめです。
小学校高学年でもかなり理解できると思います。
英語の勉強を始める前に、
英語って何なのか?
それがわからなければ、何を勉強したらいいのかもわかりません。
今回は英語がどんなことばなのか、日本語とどんな違いがあるのかを確認しておきましょう。
今回の内容
①英語の「英」って、どこ?
②英語と日本語、どこがちがう?
③英語と日本語、どこが似ている?
①英語の「英」ってどこ?
日本語は日本のことば、中国語は中国のことば、フランス語はフランスのことば、ですね。
では、英語の「英」って、どこなのでしょうか?
「英」はイギリスです。
今ではほとんどの国のなまえはカタカナで書きますね。
でも昔は漢字で書いていました。今でもアメリカを米国、オーストラリアを豪州などと書くことがあります。イギリスも英国と書くことがあります。
英語は「イギリス語」です。
そのイギリスはどこにある国かわかりますか?世界地図を見て、
すぐに「ここです!」と指差せるでしょうか?
イギリスはここです!
東京からイギリスの首都、ロンドンまで10000キロメートルくらいあります。とても遠いです。日本が昼ならイギリスは夜、そんな感じです。
地球の反対側にあるイギリスのことば、
それが英語です。
②英語と日本語、どこがちがう?
小学校でも英語の授業があるので、英語がどんなことばなのか、みなさんも何となくは知っているでしょう。では質問です。
英語と日本語、どこがちがいますか?
・文字がちがう
・書き方がちがう
(日本語はタテ書きもある)
・発音がちがう(英語の方が音の種類が多い)、
・英語を使う国は多いけど日本語を使う国は日本くらい、
などなど、まだ他にもたくさん見つけられるでしょうね。つまり、
英語と日本語にはちがうところがたくさんあります。
③英語と日本語、どこが似ている?
では、次の質問です。
英語と日本語、似ているところはありますか?
これはむずかしいですね。ほっとすぺーすかたつむりの教室でも今までにたくさんの中学生にこの質問をしてきました。全然思いつかない、という生徒がほとんどでした。ヒントなしで、一つでも書けたらすばらしいです!
それもそのはず、英語と日本語の似ている点といえば、
・どちらも人間のことば
・どちらも文字を使う
・どちらも学校で習う
などなど…
「えー、そんなのアリ?」という文句が聞こえてきそうですね。これは英語と日本語の共通点というよりは、「人間のことば」の共通点ですね。逆に言えば、
英語と日本語の似ている点はこんなことしかありません。
英語と日本語にはちがう点はたくさんあるけど、
似ている点はほとんどない
ということです。
「でも、違うことばって、そういうものなんじゃない?」
と思う人もいるでしょう。ところが、世界には英語にそっくりのことば、日本語に似ていることばもあります。
たとえば、英語の「祖先」はドイツ語です。うんと乱暴に言うと、
ドイツ語を簡単にしたら英語になった
のです。だからドイツ語を使っている人は、完璧ではないけれど、英語を聞いても読んでも、だいたいの意味はわかってしまいます。
また、日本の新聞や雑誌の記事は、
こんな感じです。ひらがな、カタカナ、漢字を全部使うのが日本語の特徴です。中国や台湾では漢字だけを使います。中国語を耳で聞いてわからなくても、漢字が書いてあれば大体の意味はわかります。日本語と中国語は、文法はずいぶん違いますが、同じ文字を使っている仲間です。
ところが英語と日本語の間には、そういうものがほとんどないんです。
・ドイツ人は勉強しなくても何となく英語がわかる。
・中国人と日本人は筆談ならけっこうコミュニケーションできる。
英語と日本語の間には、こういう関係が残念ながらありません。
だから、勉強が必要です!
今回は、
・英語は「イギリスのことば」
・英語は日本語とは共通点があまりないことば
・だから勉強しなければ英語はわかるようにはならない
この3つの点について勉強しました。
次回から、英語の勉強をするときにどうしても必要なことば(文法用語)を少しずつ勉強します。お楽しみに!
このブログを読めるだけの日本語の力があれば、
だれでも英語はできるようになります。
あせらず、ゆっくり、休まずに、
一緒に勉強しましょう!
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